パーソナルトレーナーに未経験からなるには

「パーソナルトレーナー 未経験 なるには」で調べている人へ。実際に異業種(保険営業)から未経験でトレーナー業界に入った経験をもとに書く。

どうやってなったか、特別なルートはない

就職支援や紹介ではなく、求人に応募しまくった。これに尽きる。実際に応募したのは15件ほどで、スポジョブやフィットネスサロンといった求人サイトを使った。専門学校を出ていたとはいえ、保険営業からの転職だったので、業界的にはブランクがある状態からのスタートだった。

最初の1件は落ちた。そこで、担当者に「なぜダメだったのか」を質問攻めにした。ここで得た情報が、その後の面接に活きたと思う。特別なコネや裏技があったわけではなく、地道に応募と改善を続けた結果、採用が決まった。決まってからは早く、最終面接から2週間ほどで内定が出た。

資格は必須なのか

トレーナー専門学校で資格は取っていた。ただ、正直に言うと、採用の場でその資格がそこまで大きな決め手になった感覚はない。実際、採用面接ではトレーニングの専門知識や理論はほとんど聞かれなかった。聞かれたのは「週何回トレーニングしてるの?」といった、ごく軽い質問くらいだった。資格の有無より、面接で見られていたのは人柄だったと感じている。

これは「資格はいらない」という話ではない。基礎知識としての土台にはなる。ただ、「資格さえ取れば採用される」という単純な話でもない、ということだ。

トレーニングが好きより大事だったもの

未経験からトレーナーを目指す人に一番伝えたいのはここだ。トレーニング自体が好きかどうかも大事だが、それ以上に大事なのは「人の役に立ちたい」という気持ちと、「誰かと話すのが好き」という気持ちだと思う。

パーソナルトレーナーの仕事は、体を鍛えるメニューを組むだけの仕事ではない。お客様と向き合い、話を聞き、その人に合わせて考え続ける仕事だ。どれだけ知識があっても、伝えられるだけの信頼関係がなければ、その知識はほとんど相手に届かない。トレーニングの知識は後からいくらでも積み上げられるが、人と関わることそのものへの興味は、後から無理に身につけるのが難しい部分だと感じている。

これから目指す人へ

未経験だから、資格がないから、という理由で諦める必要はない。自分自身、業界未経験・異業種からの転職で今の場所に立っている。

大事なのは、資格の有無より先に、「人と関わって、その人の役に立つことが自分は好きか」を一度自分に聞いてみることだと思う。そこがしっくりくるなら、あとは求人に応募し続けるだけだ。

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